卒業式の想い出

先日、近所を散歩していると、中学の卒業式に出くわしました。
門の前で、写真を撮っている親子が微笑ましく、
何十年か前を思い出しました。

卒業式には、母と父が二人で来てくれました。
門の前で写真を撮ろうという両親に、
恥ずかしいからやめてくれよと、かっこつけてて
何度も言われ、結局は仏頂面で写真に写りました。

両親にはいつも感謝していたし、
二人揃って卒業式に来てくれたことは、
嬉しかったのですよ。

ただ、当時、好きな女の子がいて、
両親にべたべたしている姿を見られたくなかったのですね。
私にも、かわいい時代があったのです。

それと、学生服の第二ボタン、
これを下さいと、誰かが来てくれるのではないかと思い、
両親と写真を撮ってる心の余裕がなかったのです(笑)

そんなにも心を躍らせ、
第二ボタンください。という言葉を待っていたのに、
残念ながら、誰ももらいに来てくれませんでした。

いつもつるんでいたメンバーは5人。
そのうち、私だけが第二ボタンが付いたままだったのです。
彼らと会うと、未だにその話になり、
当時から、第二ボタン事件なんて、
事件でもないのに、事件という物語になっているのです。
もう、いい加減忘れて欲しいものです。
出来ることなら、もう一度あの卒業式の日に戻りたい(笑)

今春、卒業した若者たちも、そんな切ない思いをしているのでしょうか。
切なさこそが青春ですかね。